IgG/IgA食物抗体検査
院長の私自身もIgGの検査を行い、しょうがと卵とパイナップルで反応が見つかりました。(日本で行うことが出来るIgEの食物の検査では無反応でした) 反応した食物を除去したところより、45年も続いていた慢性の下痢症状が改善した 為、当院への導入を決めました。
当初は日本中で検査を導入しているクリニックが少なかった為、月に数人の方が検査に来られるのみでした。最近は食と健康に対する関心が高まり、テレビや雑誌で検査が紹介され、突然多くの方が訪れるようになりました。現在では免疫グロブリン(IgG,IgA)に対する食物抗原特異的抗体検査が行えるようになり、食物に対する総合的な免疫反応を調べることが出来るようになりました。IgG検査に関しては最近、相次いで多くのアレルギー団体から「食物抗原特異的IgG抗体検査を食物アレルギーの原因食品の診断法としては推奨しない」との見解が発表されました。IgG検査を希望される方は各学会の見解も踏まえたうえで受診されてください。症状のない方で多くの食物に高い反応を示す方も多く、この値のみで多くの食物を除去した食事を長期間続けることには私も反対です。当院での検査の名称も遅延型フードアレルギー検査からIgG/IgA食物抗体検査に変更しました。
検査後は食物の反応レベルに応じて、食物を一定期間、控えたり、摂取頻度を少なくし、それまであった体調不良の変化を観察します。それにより体調が改善する方も少なくありません。この検査により食べ過ぎていたり、体が過敏に反応している食物を知り、飽食の時代の食との係わり方を見直すきっかけになれば良いと思います。
採取した血液をアメリカのシアトルに送る為、結果が出るまでに1ヶ月前後かかります。自由診療になるので医療保険は使えません。(クレジットカードは対応しておりません)
外来は予約制ではありませんので来院された順番での診察になります。受診時、他院で行った採血データ等あれば持参ください。(食物の抗体検査ご希望の場合診察の終了時間の30分前にはお入り下さい。)
(※2017年8月末を持ちまして、食物抗体検査のIgE抗体検査を終了とさせていただきます。)
尚、2015年7月27日より入手困難な抗原が有るとの事で項目が変更となっております。
※「詳細は日本の代理店のアンブロシアのHPも参照して下さい。」
※ Dr.コラムの『体に合わない食べ物』のページも参考にされてください。
108スタンダード・フードパネル(日本)(IgG/IgA)■乳製品 ■フルーツ ■ナッツ・穀類 ■野菜 ■肉類 ■シーフード ■スパイス ■その他
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検査価格表(税込)
以下の価格以外は初診料、再診料等はかかりません。
IgG検査
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IgG108スタンダードフードパネル
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¥ 39,000 |
IgA検査 | |
IgA108スタンダードフードパネル
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¥ 39,000 |
IgG/IgA検査 | |
IgG/IgA108スタンダードフードパネル
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¥ 61,500 |
IgG食物過敏症検査(マイクロアレー法)
特徴と利点
- 少量の検体(3-4滴の血液)で検査可能
- 検査結果の報告がこれまでより早くなり、1週間から10日程度に短縮される
- 複数のフードパネルが有り、様々なニーズに対応
- 腸内の状態を知る上で重要なカンジタ・アルビカンスの検査もフルパネル、セミパネルで検査可能
- マイクロアレーと呼ばれる非常に小型化された基盤を用いて各食物の抽出物に対するIgG抗体を測定します。
- 高度の小型化により少量の検体で多くの抗原を検査することが可能
食物過敏症パネル
ダイアグノテクスでは複数のパネルをご用意しています。
- フルパネル(219項目):検査可能なすべての食品全219項目のパネル(※)
- セミパネル(120項目):日本人になじみのある食品を中心とした120項目のパネル(※)
(※)各パネルに含まれる項目の一覧については下記一覧表をご参照ください。
食物過敏症パネル
画像クリックで画像表示されます。

IgG食物過敏症検査(マイクロアレー法)価格
IgG食物過敏症検査(マイクロアレー法)価格
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セミパネル(120項目)
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39,000円(税込) |
フルパネル(219項目)
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61,500円(税込) |
尚、先日の私の検査結果は以下でした。
乳製品やナッツ類や小麦や小麦グルテン等で反応が高値でした。
>>>検査についてのお問い合わせはこちら:03-5479-7075
