物忘れ外来

認知症

認知症の高齢者人口は現在約500万人と言われ、高齢社会に突入し、今後も急速に増え続けると考えられます。しかし、認知症様の症状を起こす疾患はアルツハイマー病に代表される変性疾患のみではなく多くの病態が有ります。

認知症を呈する疾患

変性疾患
アルツハイマー病 レビー小体型認知症 前頭側頭葉型認知症 
大脳皮質基底核変性症 パーキンソン病 進行性核上性麻痺
脳血管障害
脳出血 脳梗塞 くも膜下出血
感染症
脳炎 神経梅毒 AIDS脳症 肝性脳症
腫瘍
脳腫瘍
髄液循環不全
正常圧水頭症
外傷性
慢性硬膜下血腫 脳挫傷
内分泌疾患
甲状腺機能低下症 副甲状腺疾患 糖尿病 低血糖症 
副腎皮質ホルモン異常
心因性 うつ病
中毒 アルコール中毒 薬物中毒 重金属中毒 有機物質中毒 一酸化炭素中毒
栄養障害 ビタミン欠乏症(B1、B6、ニコチン酸、B12)
てんかん性 てんかん
その他
心肺蘇生後(低酸素脳症)、膠原病(神経 ベーチェット、SLE) 狂牛病

認知症の検査

診察及び認知症の検査
採血検査 甲状腺機能 ビタミン 梅毒反応 肝炎検査 AIDS検査 血糖検査等
画像検査 CT MRI MRA 脳血流検査(SPECT、PET)脳波 髄液検査を組み合わせ診断を下します。
連携している病院にて一通りの検査をお願いすることが多く当院ではその経過観察と投薬を行うことが多いです。

認知症の危険因子

  • 加齢
  • 遺伝
  • 喫煙
  • 運動不足
  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 耐糖能障害、糖尿病 等です。

これら危険因子の中で管理可能な危険因子は動脈硬化を進展させる因子でも有ります。
運動に心がけ、日頃の心身を健康に保つ生活習慣の改善が認知症のでも大切です。

認知症の治療

診断に応じて、病態に応じた薬剤や治療を使用する。
変性疾患のアルツハイマー病の治療には抗認知症薬を中心に投与を行う。
脳梗塞との合併症例では抗血小板剤の併用例も多い。